withコロナになって、コロナ前より矯正治療をする患者さんが２～３倍程度増えましたね。
マスク期間中に矯正治療を終えたいと考える人が増えたことが要因としてありますが、今後はマスクがなくても見た目が悪くならないように、裏側矯正やマウスピース矯正が増加してくるのではないでしょうか。

withコロナになってからは、全体的に増えたんですが、男性の患者さんが増えたのが印象的でした。
オンライン会議等を行う機会が増え、自分が話しているときの顔が気になってホワイトニングしたいと思う方が増えたんだと思います。
若い方だとお友達の顔を自撮りの写真でしか見たことがなかったようなのですが、マスクを外す機会が増え、「自撮りの顔に寄せたい」というお声を聞きました。

矯正治療は、何歳からでも始められますが、永久歯が生え揃えばいつでも矯正できますので、出来るだけ早めに始めていただきたいです。
ただ治療期間が２～３年と長期に及ぶので、皆さん腰が重くなりがちでなかなか治療を決断できない患者さんも多いのが現状ですが、気になったときに相談だけでもできるので足を運んでもらえればと思います。

結婚式や就活など何か目的がある場合は、できれば半年前には来ていただきたいですね。
直前に来られても理想の白さにはなかなかならないものなので。
虫歯や歯周病がある人は「治療を終えてから」と考えているようですが、詰め物はホワイトニングでは白くならないので、希望の白さで詰め物を詰めてもらう方がいいかなと思っています。

矯正治療はやはり長期に及ぶので、「もし引っ越しがあったらと思うと踏み切れない」や「先生が亡くなったらどうしたらいいんですか」のような不安の声をいただくことがあります。
患者さんの引っ越しがあった場合を想定するなら、全国に歯科医院を作った方がいいんでしょうけど、こういった不安の声には、すぐに対応できるものとそうでないものがあります。
私たちは『信頼』を買っていただいていると思っているので、そういった意味で患者さんの不安をコミュニケーションの中でどれだけ軽減していけるのかも重要だと考えています。

ホワイトニングは一度に高額な費用がかかる方はあまりいないので、現金かクレジットカードにしています。
割合としてはクレジットカード一括払いの方が多い印象です。
分割払いを希望する方もいますが、だいたい若い方が利用していますね。一回の支払いを安く済ませたいのだと思いますが、逆に年齢が上の方は分割手数料を払いたくないと一括でお支払いされています。

金利負担がある場合は、少しでも金利は少なく早く返せる方がいいと思います。

若い方はリボを使っている人も時々いると聞くので、そういう人には、返済しやすい商品は良いかもしれませんね。

若い方の多くはサブスクの感覚が強く、一度の支払いをするメリットよりも「今いくら払うのか」「毎月いくら払うのか」というところが気になっている印象があります。

リボ払いは金利が高く、最終的な総合支払い金額を考えたら、リボ払いやカードの分割よりも、金利が安い『ちょっぴりデンタルプラン』を利用するのも選択肢の一つかもしれませんし、返済が自由にできるのも、使いやすいと思います。